防寒装備 追加

バイク乗るにはいい時期になって来ました。
昼間は結構 暖かくて良いのですが、日が落ちるとやっぱり寒い。

そんな時用に、ダウンのベストを使っていたが、こいつが安物のため
抜け毛ならぬ 「抜け羽」 がひどい。 
埃状の羽毛がそこら中にくっついてしまい、なんともイヤ〜な感じ。

防寒用のインナーを考え直さなきゃ、と思っていた矢先。
バイク用品屋で、電池式のヒーターベストと出会ったのである。
思わず衝動買いを...ホントは新しいメットの予算だったのだが...

効果はと言うと、「熱すぎず寒すぎずの非常に微妙な感じ」
よく言えば、ほんわりと暖かい が 悪く言えば ホントに効いてるのか?
と言った感じだ。
ベスト自体のハイテク生地やインナーのおかげで、体温の蓄熱効果?
があるのか、SW入れなくても結構暖かいのだ。

ところが、こいつには最大の弱点が有った。

電池が切れる!
 当たり前だが...

ニッケル水素で8hと成っているので、まあ時間的には 丸1日使っても
OKなのだが、その都度高価な ニッケル水素電池など買っては居られない。(6本使用)
いつもの2h程度の使用時間ならきっちりSWを切れば、何日かはOKだが
おそらく、切り忘れてしまう事が多いだろう。

こう言ったときの常套手段で、車両から電源を引くことにした。

内部を調べていると。結局は電池は直列で 9Vの電源で動作していることが解った。
そこで、12Vから9Vを作り出して、外部供給してあげればOKだろう。

どうせなら、電池BOXも捨てたくは無い。 単体で使用できればなにか使用機会も有るだろうし。


−−使用した物−−

・電源ジャック(ジャックx1、中継プラグ、プラグx2
・シールド線
・7809 (レギュレータIC DC9V)
・コンデンサ 「セラミック 0.1μF ×2、電解 330μF(50V)」
・ユニバーサル基板
・中継ヒューズBOX
・ヒューズ 1A

----お願い----
DIYによる取り付け作業の為、当然 様々なリスクが発生します。
その点は十分ご理解ください。
取り付け例の紹介ですが、これで完璧な作動を保証出来ません。
また、なにかしらのトラブルを引き起こしたとしても
私は責任取れませんので、よろしくお願いします。

相変わらず画像多し、重いです....

[TOP へもどる]


これが、電熱ベスト  YAMAHA の DZRと言う物。

シャツの上など、なるべく肌に近く、でも素肌に当てないのが 基本の装着方法と説明が有った。



内部のヒータユニットと引っ張り出してみる。
内部のユニットは洗濯用に取り外しが簡単に出来るようになっている。

電池は 単三電池を左右のBOXに3本ずつ計6本入れて使用。
特殊な発熱体で、消費電力が非常に小さく、ニッケル水素使用で約8時間と言うことに成っている。

スイッチユニットが別体に成っており、SWだけ操作しやすい位置に置くことが可能。

この状態で通電し、肌に付けると 携帯カイロなみに ぽかぽかするのが解る。



ヒータ部は、全面2カ所、背面1カ所に分割されていて、それぞれ 内部のキルティング部分に
ホックで取りつけるように成っていた。



これが 電池BOX。 コントローラ付きの方は少し大きく、SWユニットを接続するジャックが付いている。
もう一方は、電池が入っているだけ。(重量の分散を考えたのか?



内ポケットに収納してしまえば、それほど邪魔にはならない



SWユニットは、外側の専用のポケット部分に入れるように成っている



サイドの部分には絞るためのベルトが付いている。 こういった物は密着性が重要らしい。



−−回路図イメージ−−

電池BOXの片側に、コントロールユニットが入っている。
電源はコントロールユニット内部の3本(4.5V)と、もう一つのBOXの3本(4.5V)を直列するように
なっており、コントロールユニットは9Vで動作している。

電池BOXを生かすため、電源ジャックを使用し、ジャックの切り替え機構を利用して、外部と電池の切替を
出来るようにしてみた。

外部電源ユニットは レギュレータICを使用し、車両の12VをDC9Vに落として使用できるようにした。
車両の12VはヒューズBOXのFANより分岐して拝借。







電池BOXとコントローラ 分解

コントローラは結構 細かい回路が入っていた。「どんな物か全く不明」




内部の確認をしてみたところ、結局は電池は全て直列に成っており。
ユニットはDC9Vで動作していることがはっきりした。

これなら、結構簡単だ。







SWジャックの隣に、電源プラグのジャックを内蔵してみることにした

幸い、隣は基板上の部品もなく、電源ジャックを仕込むには十分の隙間が有る。
ジャックをひっくり返し、ホットボンドで固定してみた。



次に、電源部の用意だ。

7809と言う ICレギュレータを使用した。 こいつは DCの固定電圧を簡単に作ってくれる物だ。
簡単にコンデンサーだけつけて、手抜きの電源のできあがり




ユニバーサル基板上に部品を配置、レギュレータは発熱の可能性を考え、ケースの部分に熱が
伝わるように、メタルのジョイントを使用してみた。



こんな感じ。

アルミケースを使用したので、コードが振動でショートしないように、
取り出し部分にゴムブッシュを使用する。


9Vの電源取り出し部分に 電源ジャックの中継を取りつける。

中継部分を付けることで、車両からの電源をベストと簡単に切り離せるようにした。



電池BOXを加工する前に、電源の9Vがきちんと供給できるか確認をする。



追加したジャックに、ハーネス部を切断し、配線する。

4本のケーブルの 赤線を切断しジャックへ。
ジャックのアース部分を、基板のアース部へ落とすという単純な改造でOK。



車検証入れのスペースに、放り込んでしまうことにした。

このユニットから ベストへの給電ケーブルがのびることになる。
シートの下から引き出して、右足の辺りをつたってベストへ。
必要のない時は、コードをシート下に放り込んでしまう。




早速取り付け開始。

極力 綺麗に納めたいので、サイドカバーやエンジンカバーを外す必要が有る。

まず、テールランプ下のカバーを外す。 ボルトを2本外し、スライドすることで外れる




左のサイドカバーのボルトは3本




右のカバーは2本




メットインBOXの横にツメで引っかけている形に成っているので。
上部に引き上げる感じで、サイドカバーを外す。
カバーの前後に、車体のゴムブッシュへ差し込んでいるところが有るので、そこにも注意。

ボルトを外してしまえば、あとは引っ張るだけ






エンジンカバー? を止めているボルトを2本外す。

ヒューズBOXはサイドのツメの部分に −ドライバーを差し込み、上に引き上げる。






ヒューズBOXの後ろ側は、溝を使って 横へ逃がす。
前はそのまま、穴の下へ。

シートのダンパーの部分に注意して、カバーを外す。








電源ユニットの 12Vを FANヒューズへ接続、GNDを 車両のアースライン(緑)に割り込ませるだけで
配線はおしまい。

ユニットの取り外しを考え、ギボシ端子等を使用すること。

完了後、エンジンを始動し、電源ジャックに 9Vが供給されていることを確認

振動でフレーム等との接触部の被覆が剥けショートの危険も有るので、コルゲートチューブを
使用して、保護をする。




ユニットからの電源ケーブルは、未使用時には こんな感じで巻いてしまうことにした。

ハンドルポスト等へ持っていくことも考えたが、未使用時の防水等を考えると、ちょっと面倒なため、
簡単に済ませてしまったと言うところもある。




シーとしたから、こんな感じで引っ張り出した。
乗車前から ベストに接続できるように取り回しを考えると、ここがベストか?

走行時には 股の外側にコードが来てしまうので、引っかけに注意したい。
実際には、引っかけるような事になると、ハンドルが接触していると思うが...

万一引っかけても、ジャックが抜けるだけで済むだろう。

これで、電池に気を遣わないで、暖かく走れるだろう。

実力を発揮するのは来シーズンの事に成りそうだが.....


[TOP へもどる]