[[ 足回り交換 ]]

当コーナーは非常に画像が多いです。 ご了承下さい。

--ショックアブソーバ、スプリング--

 専用工具等が必要ですが、若干の知識さえ有れば、足回り交換もDIY出来ます。
  
  自分の車の足交換は、作業に没頭してしまい、手順を撮り忘れました...
  今回、SWECメンバーの「すーやん」さんの足交換を行うことになり、作業がてら取材させていただきました。

 −−今回装着品−−
 ・スプリング    Kg/mm
 ・ショック     カヤバ スーパースペシャルforストリート
 ・タワーバー    クスコ
 ・ロアアームバー  クスコ

 
  ※ちなみに、私の足は
   ・スプリング   フロント FF用ノーマル  リア 4WD用ノーマル
   ・ショック     カヤバ スーパースペシャルforストリート
       ショックは、4段階に減衰力が調整可能で、走行要件に合わせてセッティング出来ます。

−−お断り−−
作業に関しては、元プロメカニックの協力を得て、また専用のコンプレッサー、ジャッキ、馬 等を使用して作業を行っております。
有る程度の整備経験、必要工具等が揃えば、作業は可能ですが、一部非常に危険を伴う作業も有ります。
その点をご承知置き下さい。

当ページを参考に作業され、万一、重大事故やけが等に逢った場合も、当方は一切関知出来ません。
試されるかたは、「自己責任」を十分ご承知の上でお願いします。

あー、かたいねー...でも、ホント危ないよ!

 --カヤバ スーパースペシャルforストリート--

 前後ともに減衰力調整が4段階出来ます。
 1でも、ノーマルより多少しっかり感が出ます。
 フロントは、ストラット上部にダイヤルをはめて、左右別々に
 リアは、バンパー下から、ダイアルを廻して調整します。
 基本的に、ノーマルのストロークを確保してますので。
 ローダウンスプリングの場合、フルバンプ時にスプリングが多少
 遊ぶかも知れません。(要注意)


 --スプリング--

 kg/mmのです。
 ダウン量は少な目です。


--フロントの調整ノブ--

シャフト上部に、調整用のノブが付いており、
ここにダイアルを取り付けて、メモリに合わせることにより、調整します。
もちろん、左右別々に作業し、同一の数字にします。


--リアの調整ダイアル--

取り付け後はリアタイヤの横に位置します。
少し潜り込んで、ダイアルを廻します。


−−作業開始−−

--ストラット上部の取り付けボルト--

3本のナットで止まっています。
1つ(前側)を残して外します(残す物は緩めておく)。
ジャッキUP前に作業します。

左側はハーネス類がじゃまなので、取り付けボルトを1本外し、
動かせるようにします。


--ヒューズBOXの取り外し--

右側のストラット上部を触るには、ヒューズBOXがじゃま
そこで、取り付けボルト2本を外し、動かせるようにします。
(取り外す必要はなし)

左側と同様に、前の1本を残して、ナットを外します。


--フロントタイヤを緩める--

ジャッキUP前に緩めます。(基本?)


--ジャッキアップ開始--

フロントバンパーのすぐ後ろにフロントのジャッキポイントがあります。
50cm程度のリフト量が無いと、両輪同時にUP出来ません。
(馬が入らない)


--ノーマル足回り--

ノーマルのダンパー&スプリングです。


--CRC-556を吹き付けます--

基本的にボルト類は再使用します。
取り外し時のダメージを少なくするためにCRC等を
吹き付けておきます。


--ABSセンサーラインの切り離し--
ABSセンサーケーブルが、ストラットのシェルケースに
付いています。
これを外します。 1つはボルト、ひとつはプラクリップ


--ブレーキラインの取り外し--

ブレーキラインも同様に取り外します。
古い車では、ブレーキラインのカットが必要な物がありました。
その場合、ブレーキフルード充填、エア抜き等が必要でした。

STEPWGNはボルト1本でOKです。


--キャリパの取り外し--

ストラットを外す際に、ブレーキラインの保護目的で
キャリパも外しました。

外したキャリパはロープ等で、フェンダー内につるします。

外さずにも以降の作業は可能ですが、念のため....


--スプリングにロープを掛ける--

後で、スプリングを縮める際に、多少でも労力を稼ぐべく
スプリングにロープを掛けました。
少し、縮んでいるので、数センチは稼げる?
このとき、ロアアームをジャッキUPして行います。


--スタビライザーリンクの切り離し--

スタビライザーとのリンケージを外す必要があります。
ロアアームを下に下げられず、シェルケースが取り外せません。


--スタビリンク--

ブッシュ、座金 等がたくさん組み付けられています。
間違えないように、付いていた順序で保管します。


--ナックルアーム一式をつるす--

STEPWGNはナックルアームが外側にはずれ
またその際、ドライブシャフトが抜けてしまいます。(通称:脱臼)
それをやったらOUT、ディーラー行き!
そこで、外側に落ちないように、ロープ等で
つるします。


--シェルケースの取り外し--

シェルケースの下部取り付けボルトは1本です。


--シェルケースを外す--

ナックルアームを下に押し下げ、シェルケースを抜き取ります。
このとき、アームを前後に絶対動かさないこと、ドライブシャフトが抜けてしまいます。


--シェルケースの取り外し完了--

ロープで釣っておけば、安心です。


--コンプレッサーの組み付け--

ノーマルスプリングを取り外すため、スプリングコンプレッサー
を組付けます。
まずは、トップのナットを緩める為に、少し固定されるくらいまで、締めます。
分離タイプは掛けやすい反面、2本交互に均等締めの必要があります。
一体型は、掛けにくいですが、縮めの作業性は格段に良いです。


--スプリングを縮める--

この作業が結構大変。
まずは、噛ませるだけ。


--上部のナットを緩める--

ストラット上部のナットを緩めますが。
シャフトがフリーになっているため、シャフトの6角穴に
6mmの6角レンチを噛ませ、作業します。

しかし、これがくせ者...
緩め方が悪いと、すぐに穴をなめてしまいます。
そうなったら、エアインパクトレンチが無いとゆるみません。

通常のL字の6角レンチでは、不可能です。

完全に取らないこと、スプリングの反動で、シート、スプリング
がミサイルに..
顎が割れるよ


--アッパーシート関係、スプリングの取り外し--

上部のナットが緩んだらいよいよ、スプリングを抜きます。
アッパーシートが遊ぶまで、スプリングを縮めます。
その後、ナットを取り、アッパーシート等を抜きます。
ブーツ、バンプラバー等も再利用。


--アッパーシートのグリスUP--

アッパーシートの摺動部にグリスを塗ります。


--スプリングの当たり面にグリスUP--

スプリングのすれによる音を少しでも和らげるため、
当たり面、上下にグリスを塗ります。


--スプリング、アッパーシートの組み付け--

バンプラバー、ダストブーツ等を、新しいシェルケースに組み込み、
スプリングをセット(位置に注意、もちろん少し縮めます)。
アッパーシート関係を間違いなく組み付けます。


--アッパーシートの組み付け--

スーパースペシャルforストリートは、減衰力調整の目盛りが
有るため、正面から見えるようにしないと、使いにくいです。

上部の白い帯が見えるように、アッパーシートの
文字(FR)の向きに合わせます。


--アッパーシートの組み付け--

位置が決まったら、上部のナットを付けます(新品付属)
その後、スプリングコンプレッサーを外せば、シェルケースは
出来上がりです。


--シェルケース組み付け--

上部を位置合わせしつつ、シェルケースを組み込みます。
このときは2人がかりが確実。
上部のボルトが見えたら、外すときと同様に1本だけ仮止めします。


--シェルケースの組み付け--

外した逆手順で、ナックルアームに組み込みます。
このとき、ブレーキライン、ABSセンサーケーブルの取り回しに注意。

また、ナックルアームを下げるときににも、シャフトの抜けに注意。


--スタビリンクの組み付け--

外した逆手順で、スタビライザーに組み込みます。
片側ずつ(左右)作業しますが。
どちらか一方を組み付けると、反対側はテンションが掛かり
付けにくいです。
ロアアームをジャッキで少しずつ上げながら作業します。


--フロント組み込み完了--

ブレーキキャリパーも組み込み、ホース、ケーブルを固定
やっとフロントが組上がりました。
あとは、アッパーシートのナットを3本締めて完了です。


--フロント組み込み完了--

アッパーシート固定の前に、ストラットタワーバーを取り付けました。

朋締めして取り付けます。


--問題発生--

ストラットタワーバーが干渉して、調整のダイアルが
差し込めないことが判明。
ダイアルを加工するか、ニッパー等で調整するか
考える必要が有りそうです。


--ロアーアームバーの取り付け--

ストラットタワーバーが上棒なら、
こちらは、下棒...
両方で、ボディ剛性をさらにUPさせます。

まずは、ロアメンバーを外す必要があります。


--ロアアームバー--

ロアアームの取り付けボルトに朋締めして取り付け、
先ほど外した、ロアメンバーを取り付けます。


--フロント回り完成ー--

外した、全てのボルトを再チェックし
ホイルを付けて、フロントの完成です。


--リア交換開始ー--

まず、サードシート下のカーペットをはがすと
リアのダンパーのアッパーシートが見えます。


--ナットを緩めるー--

フロントと同様に、緩めますが。
なめてしまう危険、問題は同様です。(要注意)
リアは、車体に付いているときの方が作業しやすいです。


--ナットを外すー--

ショックを固定しているナットを緩め、1つ残し取ります。


--ジャッキUPー--

リアタイヤのホイルナットを緩めたらジャッキUPします。
こちらも、フロント同様、UP量の足りないジャッキだと後がつらいです。
また、なるべく高く上げないと、スプリングが組み込めません。
ロアアームが組み込みの際に地面に当たってしまい。
必要なだけ、間が開けられなくなってしまいます。


--ロアアームの切り離し--

ロアアームと、リアのナックル、ショックを連結している
ボルトを2本抜き去ります。

ロアアームを若干持ち上げ気味にしないと抜けません。
ジャッキを使用して、サポートします。


--ロアアームの切り離し--
ロアアームと、ショックがはずれました。
この後、スプリングを組み替えますが、ロアアームの
逃げを高さで稼ぐ必要が有るため。
馬の高さが低いと、作業出来ません。


--ショックの交換--
ショックから、再利用する物を抜きます。

バンプラバー、ダストブーツ、アッパーシート 等

新しい、ショックに組み付けます。
このとき、バイスグリップ等が必要です。


--ショックの組み付け--
フロント同様、上部の組み込みは2人がかりで行います。


--スプリングの組み付け--
スプリングの当たり面をグリスUPします。


--スプリングの組み付け--
ロアアームを思いっきり押し下げて、スプリングを上から
組み込みます。
各シートの当たり面に注意します。
特に下側。


--ロアアームの組み付け--
ロアアームをジャッキで持ち上げながら。
最初に抜いたボルトを2本戻します。

この際、ナックルの位置合わせ、ボルト穴の高さ調整
が結構力作業です。
穴合わせが悪いと(無理がある)ボルトの山を痛めます。


--ロアアームの組み付け--

画像では、内・外の順ですが、
実際は、外・内の方が作業しやすそうです。


--ロアアームの組み付け完成--

リアは、位置合わせ以外は比較的簡単です。


--アッパーシートの固定--

アッパーシートを固定します。


--完成!--

前後の交換が完了しました!

締め忘れ有りませんか?

命に関わります。チェックは慎重に!


--フロント比較--

交換後 約2cmダウン

もう少し走るとさらになじんで、ダウンします。


--リア比較--

交換後 約1cmダウン

フロントに比べダウン量は少な目でした。


--最後に--

組み上げ、走行後、500km程度走行したら。
アライメント調整を行います。
これは、専門のショップに依頼しましょう。
特に、ローダウンした場合は必須です。

また、ジャッキアップしていない状態での、再度
リンク関係のボルトの緩め、締め直しを行うとより完璧です。


しつこいようですが、重要保安部品です。
万一の場合、作業中の事故、完成後の走行時の事故も予想されます。

極力、経験者の方の指導の基で作業願います。