ラジエタークーラント交換 

クーラントは経年劣化します。
指定では2年ごと交換となっています。
今回、車検の前に交換することにしました。


最近の乗用車は ロングライフ化が進み、ほとんど交換しないでも済んでしまうのですが...

−−交換手順−−

1.インナーカウルを外す
2.アンダーカウルを外す
3.ラジエターキャップを外す
4.リザーバータンクから古い液を抜く
5.ウオーターポンプのドレンボルトから、古い液を抜く
6.タンク接続、ボルトを取付
7.リザーバータンクにクーラントを入れる
8.ラジエターキャップから新しいクーラントを入れる(途中エア抜き
9.ラジエターキャップを閉める
10.しばらくエンジンを掛け、停止 少し待ってからリザーバーの容量を確認
11.周辺を水洗い
12.カウル類を戻す


クーラントを抜く

まず、手始めに インナーカウル、アンダーカウルを外します。
(外さないと作業出来ません)



ラジエターキャップは、ハザードSWの真下辺りに有ります。
カウルを少し外側に広げるとさわることが出来ます。



キャップを外す際は、水温が下がってからにしてください。

水温が上がっていると、内圧が高くなっています。
この状態で、不用意に開けると 冷却水が噴き出し、非常に危険です。

出来るだけさましてから、ウエス等でくるんで、右回りに回すことで
外れます。



外れました。



キャップを点検します。

異常に汚れていたり、バルブか固着していたら、キャップ自体を交換します。



右横のリザーバタンクから古いクーラントを抜きます。



下部のチューブを外すとすぐに抜けます。(バケツを忘れずに



エンジン右下部のウオーターポンプ下のドレーンボルトを外し、古いクーラントを抜きます。



緩めるとすぐに漏れ出します。 (バケツを忘れずに

ここでも、水温が上がっているとやけどの危険がありますので注意してください。



ボルトを完全に抜くと、勢いよく吹き出してきます。



ほぼ、止まるまで、しばらく待ちましょう。

抜いた液が異常に汚れている場合、冷却システムに異常があります。
油分が混じっていたりしたら、更に問題は深刻です。
念のためチェックしましょう。

−−廃液の処分について−−
古いクーラントは、容器等に回収し、バイクやさんやガソリンスタンドで処分をお願いします。
(本来は有償)
下水や側溝へ流してはいけません。



ドレンボルトを確認します。
銅ワッシャに欠け等が有るばあいは、交換します。



ドレンボルトを取り付けます。

締め付けトルクは 10Nm です。 (締めすぎ注意)



リザーバのチューブを取り付けます (忘れないように!)


これで、抜き取りは終了

気にする人は、キャップから水道水を流し込んで洗浄するようですが。
自然に抜ける分交換すれば十分です。(マニュアル通り)



新しいクーラントを入れる

クーラントを指定濃度に薄め、ラジエターキャップ部から入れていきます。


まず、用意するのは 1L のペットボトル
コレをジョッキの替わりに利用します。



1本の底を切り取ります。
コレを「じょうご」の替わりにします。 



こんな感じで使用する訳です。



YAMAHA純正 ロングライフクーラント
2Lほど用意します。(余りますが....

純正外でも構いませんが、乗用車用のロングライフ(非常に長いタイプ)
は、避けた方が良いかも知れません (真相は未確認です

2年で交換するタイプでしたら、別の物でも良いでしょう。



まず、原液を 500cc 1Lのペットボトルの半分へ注ぎ。



水道水(本来は蒸留水が理想)を足して、軽く振ると、1Lのラジエター液が完成。

コレを3回ほど繰り返す事になります。

総容量は 3.2L と成っていますが。 自然抜きの場合全ては抜け切れません。
そのため、必ず 3L以上はいることは有りません。
原液は 1:1 で薄めますので。 1.5L有れば十分というわけです。
濃度が低いと、冬季等で思わぬトラブル(凍結)等を引き起こしますので、必ず指定濃度で使用します。



キャップ口の回りにウエスを置き



先ほど用意した、じょうご替わりのペットボトルを利用し



流し込んでいきます。



一杯に成ったようです....が

この状態では、途中にエアを咬んでる可能性が有ります。

そのまま(キャップを開けたまま)、エンジンを少し回します。
「ごぽっ」とエアが抜け、液面が下がる場合が有ります。
更に液を足し、エア抜きを数回試します。

エアが抜けなくなったら、キャップを閉めます。



リザーバータンクへ液を足します。

タンク上部のボルトを外し、キャップを取ります。







液を LOW-FULL の中間まで入れます。





ここで、エンジンを掛け、すこし暖めます。 (水温計が動くまで)

エンジンを止め、2・3分待って、リザーバ容量を確認。
LOW-FULL のレベルから外れていなければ OKです。



リザーバ回りに漏れはありませんか?
キャップは閉め、カバー・ボルトも止めましたか?




最後に確認



ドレーンボルトの漏れは有りませんか?



ラジエターキャップはちゃんと閉まっていますか?

その他、各部の漏れを確認します。

−−最後に−−

クーラントは塗装を痛める場合が有ります。
付いた可能性の有る箇所を含め、水洗いをしましょう!


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