ウインカーポジション入れ替え

施工はだいぶ前ですが。
初回車検で「問題なし」とのお墨付きを頂けたので、公開します。

ポイントとしては

・ポジション位置のバルブは小さいので、高輝度タイプのアンバー球を使用する(W数が下がる)
・ウインカーのバルブはホワイト球に変更する
・元のハーネスは加工しない

入れ替えた場合の問題点

・ウインカーバルブのW数が小さくなると、球切れ検知機能で点滅速度が速くなってしまう
 対策のため、見えない部分にウインカーバルブ(捨て玉)を仕込む
 ※リレーを電子式に変更する、負荷の代わりになる抵抗を取り付ける 等
  方法は有りますが、一番確実な線でやりました。

・ウインカーの輝度不足
 高輝度アンバー球を使用するが、若干視認性は落ちてしまう
 但し、法的な規定である 昼間100mでの視認性はクリアしている。
 幸い、ミラーウインカーも前方から見えので大丈夫かと思われる。
 (車検にてOKでした)

入れ替え方法

車両のウインカーは カプラ−ソケット−バルブ の3点で接続されています。
この カプラ−ソケット をそれぞれ接続することで、入れ替えのハーネスを作成します。
その為、車両の元配線は加工せず、カプラONの形で接続出来ます。
作成のポイントはソケットの本来バルブが刺さる部分に電線を半田付けする事です。


「「警告」」
半田付けを確実に出来ない方は チャレンジしないでください。
配線がはずれて、内部でショートを起こすと、車両火災に成ります。


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用意した物

「コネクタ、コネクタの補修用サブハーネス、ソケット (ウインカー用、ポジション用)」

ウインカー用バルブソケット  33303-SAA-003 2個
ポジション用バルブソケット  33304-S5A-003 2個
ウインカー用防水コネクタ   04321-S5A-305 (5個入り:うち2個使用)
ポジション用防水コネクタ   04321-S5A-307 (5個入り:うち2個使用)
補修用サブハーネス 1.25sq 04320-S5A-A00 (10本入り:うち4本使用)

※上記は純正パーツNOですが、間違いがないかはディーラで確認してください。

「捨て玉ユニット」 左右で2セット用意

・アルミケース
・0.75sqペア電線
・12V 10W電球
・ソケット
・ソケット用足
・ソケット配線用端子
・ゴムブッシュ
・ステー
・ステー固定用ビス

「バルブ」 2セット
・ウインカー用 (ウインカー用 5W T10 アンバー球「高輝度タイプ」
・ポジション用 (コーナーリングランプ用 ホワイトバルブ 21W/5W T20)
 ※ポジション用はそのままでは輝度が有りすぎるので、改造します

−−準備−−


捨て玉 ユニットの作成



・アルミケース
・0.75sqペア電線
・12V 10W電球
・ソケット
・ソケット用足
・ソケット配線用端子
・ゴムブッシュ
・ステー
・ステー固定用ビス

これを 左右分 2セット用意します。



捨て玉ユニット 作成




バルブソケットに配線するために、端子を圧着します。



バルブソケットにの足にするため、スペーサ(絶縁タイプ)を取り付けます。



足の位置をポンチマークして



ステーの位置もポンチマークして



アルミケースの穴開け加工をします。

また、このケースは、ケースのふたの取り付けが左右から4本ビスでした。
このままだと、内部のバルブ(捨て玉)切れの際に、交換が面倒になる可能性が有るので
ケースの上部に、フタ固定用の穴を2つあけました。
ここに、タッピングビス2本でケースのフタを固定しようというわけです。



配線を通すために、サイドに穴を開けます。
ここには、コードの接触保護の為にゴムブッシュを取り付けます。
ブッシュのサイズに合わせた穴を開けます。



バリが出たので、お掃除中..



ケース取り付け用のステーを取り付けます。



ビス止め



ゴムブッシュを取り付けて。



ソケットの組み立てに入ります。

ソケットに足代わりのスペーサを取り付け、点灯用の配線を接続します。
+はソケットのおしり。 −はソケットの足部分に成ります。



ソケットをケースに取り付け、電球をはめたらできあがりです。

あとは、光が見えないようにフタをかぶせてしまいます。

これを左右分、2セット作成。



ステーの穴が少し小さかったので、広げているところです。



入れ替え用ハーネスの作成





まず、ウインカーバルブ用・ポジションバルブ用の各ソケットから、ピンを引き抜きます。
(再利用しますので慎重に)



ピンに 1.25sqのビニール線を半田付けし、ソケットに戻します。
(画像は、ポジション用

ウインカー用、ポジション用 共に 2本づつ、ビニール線が付く形になります。
(2セット 計4個)



防水カプラに、サブハーネス(端子)を差し込み、組み立てます。
カプラは、端子固定チップが別に付いてきます。

(ウインカー用、ポジション用 各2セット 計4個



サブハーネスを2本差し込んで



コネクタ前面から 端子押さえようのチップをはめ込めば組み立て完了



これでOK



先ほど、ビニール線を取り付けたソケットとサブハーネスを接続します。
半田付け+熱縮チューブ絶縁

組み合わせは、最初のイメージ図を参照してください。
ウインカーソケット−−→ポジションカプラ
ポジションソケット−−→ウインカーカプラ
極性は有りません。

車両のウインカーハーネスが、バルブソケットに差し込まれ、反対のカプラが
ポジション位置のバルブソケットにつながる という形です。
(ポジションはその逆)



これが、ウインカーをポジション位置に変更するための分



これが、ポジションをウインカー位置に変更するための分



保護の為、コルゲートチューブを取り付けます。



端子内部の防水、ショート防止の為、端子間に適当な絶縁材を差し込んで
(プラ板の端材等)、シリコンコーキングします。



絶縁テープを巻いて



仕上げます。



バルブ準備


ウインカーバルブ
12V/5W レンズタイプ (T10) を使用しました。
(POLARG の P1595A)

ポジションバルブ
12V/5W (T20) を使いたいのですが。
T20サイズで 5W のバルブは存在しません。(通常は21W)
21Wでは、明るすぎるので(ブレーキの輝度) 12V 21/5W のダブル球を改造して使用します。
(POLARG の P8712W)

ダブル球には、端子部分が4本あります。
外側の2本が 21W、 内側の2本が 5Wです。

そこで、外側の端子を切り落として、内側の端子と入れ替えてしまえばOKです。

ちなみに、電球が青ですが、白熱球の為フィラメント色は ややオレンジです。
青いレンズを透過させると、白く見える と言う訳です。



外側の足を起こして



切断します。



内側の端子を起こして、外側の反対側に 折り込むように曲げます。



ちょとわかりにくいですが、こんな感じ

2本の端子を両方とも、反対側の外側に折り込めばOK



これで準備完了。


次は 取付編です

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